
フィンセント・ファン・ゴッホ
《ゴーギャンの椅子》
1888年11月 アルル 油彩、カンヴァス
ファン・ゴッホ美術館
(フィンセント・ファン・ゴッホ財団)
© Van Gogh Museum, Amsterdam
ゴッホの情熱、ゴーギャンの神秘
~『ゴッホとゴーギャン展』のみどころ~

日 時 | 2016年10月25日(火)18:30~20:30 |
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講 師 | 齊藤 裕之(美術家、有限会社ロイヤルアートスクール 代表取締役) |
定 員 | 30名 |
場 所 | ゲートシティホール ルームB |
参加費 | 1,000円(ゲートシティ大崎入居企業にお勤めのWF-MOC会員の方) 1,500円(三井不動産が運営するビルにお勤めで、WF-MOCメルマガ登録の方) |
20世紀美術の先駆者として仰がれるゴッホとゴーギャン。
この二人のアルルにおける共同生活時代の傑作を筆頭に、初期から晩年に至る出品作の見どころを
スライドを中心にわかりやすく解説します。
ルネサンス以来の自然主義が印象派によって“純粋な視覚の芸術”へと展開し極致に達した後、
ゴッホとゴーギャンによって切り開かれた“表現主義”による精神のヴィジョンの革新性に迫ります。
【ゴッホとゴーギャン展】
■会場:東京都美術館
■会期:2016年10月8日(土)~12月18日(日)

《収穫》
1888年6月 アルル 油彩、カンヴァス
ファン・ゴッホ美術館
(フィンセント・ファン・ゴッホ財団)
© Van Gogh Museum, Amsterdam
(Vincent van Gogh Foundation)


《ブドウの収穫、人間の悲惨》
1888年11月 油彩、ジュート
オードロップゴー美術館
© Ordrupgaard, Copenhagen
Photo: Anders Sune Berg ポール・ゴーギャン
《肘掛け椅子のひまわり》
1901年 油彩、カンヴァス
E.G. ビュールレ・コレクション財団
© Foundation E. G. Buhrle Collection, Zurich


《パイプをくわえた自画像》
1886年9-11月 パリ 油彩、カンヴァス
ファン・ゴッホ美術館
(フィンセント・ファン・ゴッホ財団)
© Van Gogh Museum, Amsterdam ポール・ゴーギャン
《自画像》
1885年前半 油彩、カンヴァス
キンベル美術館
© Kimbell Art Museum, Fort Worth, Texas


■講師プロフィール
齊藤 裕之
有限会社ロイヤルアートスクール 代表取締役
武蔵野美術大学造形学部油絵科卒
柏青会展、青嶺会展などに出品
古典絵画、絵画技術の研究を中心に活動
ロイヤルアートスクール:http://www.artschool.jp/

■過去講座
◆2012.07.03
フェルメール、レンブラントの神秘
~17世紀フランドル絵画の輝き~
◆2012.10.16
メトロポリタン美術館展 西洋美術の変遷
~自然主義から精神のビジョンへの展開~
◆2013.05.28
レオナルドの求めた美
~素描・油彩の卓越した技巧~
◆2013.10.08
大気と光のハーモニー
~英国随一の風景画の巨匠、『ターナー展』の見どころ~
◆2014.02.17
印象派の世紀 -風景画の変遷と革新-
~『モネ、風景をみる眼―19世紀フランス風景画の革新』のみどころ~
◆2014.07.29
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~『オルセー美術館展 印象派の誕生-描くことの自由-』のみどころ~
◆2014.09.18
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名画鑑賞術、風俗画のおもしろさ
~『ルーヴル美術館展 日常を描く—風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄』のみどころ~
◆2015.09.29
印象派の巨匠、モネの魅力を解き明かす
~『マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展』のみどころ~
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